山岳信仰と修験道…鈴木正崇著
本2025年3月6日 09時28分

修験道研究の大家2人の著書が同じ出版社から同時に2冊出版された。師匠の宮家準氏の『修験道大系』が歴史・思想・儀礼の観点からオーソドックスに著述する網羅的な概説書なのに対して、弟子の著者による本書は近年の研究の進展を踏まえて通説を問い直すものとなっている。(全文は2025年2月28日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価4400円、春秋社(電話03・3255・9611)刊。
修験道研究の大家2人の著書が同じ出版社から同時に2冊出版された。師匠の宮家準氏の『修験道大系』が歴史・思想・儀礼の観点からオーソドックスに著述する網羅的な概説書なのに対して、弟子の著者による本書は近年の研究の進展を踏まえて通説を問い直すものとなっている。(全文は2025年2月28日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価4400円、春秋社(電話03・3255・9611)刊。
乳がんが肺に転移し、長く生きることはできないと宣告された著者が、物事の本当の価値に気付く。北海道の真宗大谷派西念寺の坊守となり、念仏と縁の深い人生を送ってきたが、がんにな…
日本各地の墓を幅広く紹介し、様々な墓の姿から日本人がどのように死者を悼み葬ってきたかに迫る。時代や地域、階層によって墓の在り方は大きく異なり、「墓の写真集」と呼べるほど多…
上巻は2010年に刊行。平安後期の醍醐寺僧を中心として、法流上重要なつながりのある人物を含む84人の密教僧を収録した。中巻はその4年後の14年に、鎌倉時代初・中期を対象と…