空海と華厳思想…竹村牧男著
本2025年8月28日 10時02分

弘法大師空海は、長安で般若三蔵から四十巻『華厳経』を授かり、高野山万灯会の願文で普賢の十大願の教説を引用するなど、華厳思想とも関係が深い。本書は、空海の思想と空海が「顕教の最高位」と見なした華厳思想について、法界論、仏身論などの視点から比較検討し、両者の共通点と差異を明確に提示する。(全文は2025年8月22日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価5280円、春秋社(電話03・3255・9611)刊。
弘法大師空海は、長安で般若三蔵から四十巻『華厳経』を授かり、高野山万灯会の願文で普賢の十大願の教説を引用するなど、華厳思想とも関係が深い。本書は、空海の思想と空海が「顕教の最高位」と見なした華厳思想について、法界論、仏身論などの視点から比較検討し、両者の共通点と差異を明確に提示する。(全文は2025年8月22日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価5280円、春秋社(電話03・3255・9611)刊。
「名もない女性たちの信心がいつの時代も宗教を支えてきた」という一言に著者の思いが凝縮されている。男性中心の基準で制度化された宗教世界から排除されてきた女性の側から日本人の…
臨済宗妙心寺派管長を務める著者が、雲水時代の体験や同派第25代管長の梶浦逸外老師の隠侍を務めた際のエピソードを交えた提唱をまとめた。著者は和歌山県由良町の興国寺の住職も務…
長谷川善治(1888~1941)は、明治末期から大正・昭和戦前期に至る激動の時代において、社会問題や国難ともいうべき状況に果敢に挑んだ新聞人だ。また社会事業家で浄土宗僧侶…