しんどさの癒やし方 不安になったらいちばん最初に読む本…泰丘良玄著
新しい時代には新しい世代に向けた指針が求められる。宗教の世界も同様で、教えの根本は変わらなくても、時代社会の変化に対応して説き方や対応事例は違ったものとなる。本書もまた、若手僧侶が現代人の様々な悩みに禅の教えと実践から解決の道を示した「対機説法」の一つである。(全文は2025年8月22日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価1870円、アルソス(電話042・420・5812)刊。
8月29日
著者は日本仏教を中心に研究を進めるが、チベットの諸師に学び密教の灌頂を受けた経験を持つ。仏教は本来、教義に従う教えではないと指摘し、仏教では核心を言葉で伝えることはできず…
8月28日
弘法大師空海は、長安で般若三蔵から四十巻『華厳経』を授かり、高野山万灯会の願文で普賢の十大願の教説を引用するなど、華厳思想とも関係が深い。本書は、空海の思想と空海が「顕教…
8月27日
南都仏教・天台宗・真言宗の旧仏教(顕密仏教)の腐敗・堕落に対し、法然・親鸞・道元・日蓮らが提唱した改革運動が民衆に広まり中世仏教の主流になったとする鎌倉新仏教史観は今なお…