しんどさの癒やし方 不安になったらいちばん最初に読む本…泰丘良玄著
新しい時代には新しい世代に向けた指針が求められる。宗教の世界も同様で、教えの根本は変わらなくても、時代社会の変化に対応して説き方や対応事例は違ったものとなる。本書もまた、若手僧侶が現代人の様々な悩みに禅の教えと実践から解決の道を示した「対機説法」の一つである。(全文は2025年8月22日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価1870円、アルソス(電話042・420・5812)刊。
10月16日
本書は、現在の小中学生が学んでいる最新の「歴史」の定説を、かつての常識を提示しながら、何が、どう変わったかを解説していく。
かつて歴史は暗記科目だとよくいわれていた。何年…
10月14日
仏教に「日観想」という行法がある。西の空に沈む夕日を観じて西方の極楽浄土を思う伝統的な修行法で、彼岸の時期に行われる大阪・四天王寺の日想観は広く知られる。
定価3960円…
10月10日
「名もない女性たちの信心がいつの時代も宗教を支えてきた」という一言に著者の思いが凝縮されている。男性中心の基準で制度化された宗教世界から排除されてきた女性の側から日本人の…