これからの時代を生き抜くための民俗学入門…島村恭則著
本2025年10月20日 09時25分

民俗学者として長年日本中を訪ね歩いてきた著者による、民俗学の入門書。ひと口に民俗学というと、古くから伝わる民話や信仰、文化習俗などを研究する学問だとイメージされがちだが、実際はより広い視座に立った研究が行われている。本書は民俗学とはそもそも何か、その歴史や様々な研究の現場を例示し、ありとあらゆる社会集団に民俗があることを分かりやすく紹介していく。(全文は2025年10月10日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価1760円、辰巳出版(電話03・5931・5920)刊。