万博学 Expo-logy 第3号…万博学研究会編
「万博」は19世紀のヨーロッパに始まる催しで、盛衰はありながら途絶えることなく続いている。当初は帝国主義的要素も含んだ世界の諸技術を展観する場だった。進んだ西洋と未開の後進国という進歩史的図式が明確で、劣位の人々を集めて展示し、習俗や踊りを陳列の対象としてきた過去もある。(全文は2025年4月11日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価2750円、思文閣出版(電話075・533・6860)刊。
5月1日
著者は長年、旧統一教会の信者救済活動を行ってきた。街頭での偽装勧誘防止、教団施設で受講者への事実伝達、政治家との関係の暴露と、身の危険を感じながらも続けてきたのは「恐怖心…
4月30日
浄土真宗の七高僧の一人である中国・北魏の曇鸞の主著『浄土論註』を、近世の真宗大谷派を代表する学僧、香月院深励が著した同書の解説書『註論講苑』に依拠して全編解説した。著者に…
4月28日
仏典を総称する「三蔵」の中に「律蔵」に分類される文献群がある。本書は、中国の唐代初期に活躍し『続高僧伝』などを撰述したほか、戒律に関する著作『四分律行事鈔』(『行事鈔』)…