京都 祈りと差別の千二百年…磯前順一著
本2026年4月28日 10時17分
「淨と穢れの観念は、天皇を冠として戴く平安京において成立し、都市の分業システムと共に地方社会へと広がった。現代まで存続する日本の差別の構造を解き明かすためには、平安京をめぐる差別の構造をまず明らかにしなければならない」――。こう説くのは差別と宗教について研究する国際日本文化研究センター教授の著者(3月末に定年退職、現名誉教授)。祈りと差別が交錯する平安京に差別の根源、源流を求めて歴史をひもとき、現在の京都に続く事象とも照らし合わせながらまとめ上げた。(全文は2026年4月17日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価3520円、亜紀書房(電話03・5280・0261)刊。


