PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
中外日報社「宗教文化講座」

AIの倫理

〈コラム〉風鐸2026年8月26日 13時29分

米の29歳の女性が昨年6月に自殺したことで遺族がChatGPTを開発したOpenAI社を訴えた。ChatGPTが故人のメシア思想的な妄想を助長するやりとりを繰り返し自殺に追い込んだとして、その責任を問う訴訟だ◆これはどういうことかChatGPTに質問してみた。すると間髪入れず回答が返ってきた。裁判所の事実認定以前で「訴状内容が報じられている段階だ」と前置きした上で、この事件の焦点は①AIが妄想や誤った信念を否定せずに追認・強化する可能性②長期間の対話によって利用者がAIを強く信頼し依存するようになる可能性③精神的危機にある利用者を検知し専門家への相談などを促す安全対策の有無――を挙げた◆そのついでにメシアニズムの哲学的意義を聞いてみた。ChatGPT によるとメシアは「他者の可能性を増やす者」だという。また「AIは救世主ではないが救済の共同参加者となる」「逆に人間の思考を停止させるAIは反メシア的存在となる」と◆他人事の言いようだが教えられるところも多い。しかし、AIとの付き合い方は一筋縄ではゆかない。(津村恵史)

血の相続

8月19日

「皇室典範」の一部を改正する法律が成立した。「皇族数の確保」と聞けば戦後間もなく大宅壮一氏が出版した『実録・天皇記』を想起する。「戦後強くなったのは女性と靴下」など社会風…

事業評価の意識

8月5日

最近、地域の非営利団体等に融資・助成するコミュニティーファンド・東近江三方よし基金の山口美知子事務局長を取材した。成果を数値化しにくい非営利組織の事業評価の手法を知りたか…

弱くても

7月29日

高校野球の東東京大会で先日、一部から熱く注目された好カードが行われた。開成対日比谷。全国的に知られる進学校同士の対戦だ◆開成高の野球部は書籍『弱くても勝てます』で紹介され…

支援の格差是正を 需要と供給のミスマッチ(8月21日付)

社説8月26日

総力戦の時代 真の抑止力とは何か(8月19日付)

社説8月21日

「いのち」を祀る 靖國・護國は遺族の神社か(8月7日付)

社説8月19日
「墨跡付き仏像カレンダー」の製造販売は2025年版をもって終了いたしました。
長らくご愛顧を賜りありがとうございました。(2025.10.1)
中外日報社Twitter 中外日報社Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加