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宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
中外日報社「宗教文化講座」

失われる伝統

〈コラム〉風鐸2026年9月2日 11時38分

都内のニュータウン地域の住職から「戒名はいらない、故人の俗名や生前に自作した戒名で弔ってほしい、などの要望は以前からあったが、位牌自体を作らないというお宅が増えてきた」との声を聞いた◆仏壇保有率の低下や伝統的な供養の形の変化などが要因として考えられる。団塊の世代の葬儀が多くなる中、移住者であるが故に菩提寺との縁が薄く、急増する家族葬では何かと口うるさい田舎の親族が参列することもない。また、位牌の存在が子ども世代の負担になるのでは、という親心も影響してのことだろう◆担い手不足で休止に追い込まれる祭事や伝統文化は珍しくなく、コロナ禍が事態を加速させた。再開しようにも、ノウハウはあっという間に失われ、なぜ行う必要があるのかの説明すらできなくなってしまう◆昔話のように「先祖供養というものがあったらしい」と語られる時代もそう遠くはないかもしれない。「死別などを通じて少しずつ涵養されてきた宗教心、宗教文化が深刻な危機にひんしている」という住職の嘆きが杞憂であればよいのだが。(佐藤慎太郎)

他者との共存

10月14日

龍谷ミュージアム(京都市下京区)で開催中の秋季企画展「みんなおいでん!東三河の普門寺さん」に三界万霊供養木札(愛知県指定有形文化財)という縦約160㌢、幅約28㌢の板が出…

二次被害

10月7日

地震や豪雨、今年は例年にも増して災害が相次いでいる。被災された方々の心痛は察するに余りあるが、先日思わぬ二次被害の話を聞いた◆地震で伽藍が倒壊した寺院の住職が、支援を受け…

良心的兵役拒否

9月25日

ロシアの軍事的脅威を受け、リトアニア、スウェーデン、ラトビアなどで徴兵制を復活させる動きが広がっている。一方、世界には「良心」や「信教の自由」を根拠に、兵役を拒否する権利…

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社説10月16日

AIリスクの回避 国境越えた叡智の結集を(10月9日付)

社説10月14日

物価高と軍事費の拡大 日中戦争前もそうだった(10月7日付)

社説10月9日
「墨跡付き仏像カレンダー」の製造販売は2025年版をもって終了いたしました。
長らくご愛顧を賜りありがとうございました。(2025.10.1)
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