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宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
中外日報社「宗教文化講座」

隔靴掻痒の感

〈コラム〉風鐸2026年4月27日 09時31分

中外日報の創刊者・真渓涙骨にちなむ第22回涙骨賞の受賞者が本紙15日付で発表された。受賞作は本日付から本紙に連載形式で掲載される(後日ホームページでも公開)ので、読者の方々にもぜひご高覧いただきたい◆事務局担当としてここ数年、諸々の手続きや社内選考、選考委員による本審査等に携わってきた。応募作はいずれもキラリと光るところのある力作ぞろいで、毎回楽しみに精読している◆受賞をきっかけとした若手・中堅研究者のさらなる飛躍や、まだ見ぬ在野の知見の掘り起こしの一助となれば何より。公開を前提とした懸賞論文でもあり、2万字程度という限られた紙幅の中で、自らの論旨の新規性や独自性を分かりやすくアピールした論文に出会える喜びもある◆あくまで一般論だが、文章力は優れているのに木に竹を接いだような議論が展開されていたり、テーマ自体は目を引いても資料の使い方や裏付けが弱かったりする原稿や論文を読んでいると、いささか隔靴掻痒の感が付いて回る。それは他者の文章であるが故のもどかしさでもある◆普段の生活においても、独り善がりな表現ではないか、ごく狭い問題意識にとらわれてはいないか、その分野における重要な論点を取りこぼしてはいないか、などといった目配りは重要となる。気が付いたことは自分の靴の中のことと捉え、都度見直すことを心がけたい。(佐藤慎太郎)

不機嫌の魔力

7月15日

ここ数年、フキハラ(不機嫌ハラスメント)という言葉を耳にすることが増えた。言葉こそ新しいが、不機嫌な人の顔色をうかがい、息苦しい思いをした経験は多くの人が持っているのでは…

聖なるピッチ

7月8日

昨年4月に教皇フランシスコが死去して1年余りになる。性的少数者への対応など、多様性を重んじたリベラルな教会改革を進める一方、貧困層や弱者に寄り添う姿勢と飾らない人柄から、…

遠きふるさと

7月2日

実家の近所の共同浴場の番台にここ数年、父親が座っているそうだ。こぢんまりとした住民向けの浴場だが、源泉かけ流しでかなり湯温は高め。風呂釜の調子が悪いと家族連れ立って足を運…

やまゆり園事件10年 いのちと共生考える契機に(7月15日付)

社説7月17日

皇室典範改正案 国民の総意はどこに(7月10日付)

社説7月15日

戦犯者の叫び 戦争の不合理を繰り返すな(7月8日付)

社説7月10日
「墨跡付き仏像カレンダー」の製造販売は2025年版をもって終了いたしました。
長らくご愛顧を賜りありがとうございました。(2025.10.1)
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