PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
中外日報社「宗教文化講座」

隔靴掻痒の感

〈コラム〉風鐸2026年4月27日 09時31分

中外日報の創刊者・真渓涙骨にちなむ第22回涙骨賞の受賞者が本紙15日付で発表された。受賞作は本日付から本紙に連載形式で掲載される(後日ホームページでも公開)ので、読者の方々にもぜひご高覧いただきたい◆事務局担当としてここ数年、諸々の手続きや社内選考、選考委員による本審査等に携わってきた。応募作はいずれもキラリと光るところのある力作ぞろいで、毎回楽しみに精読している◆受賞をきっかけとした若手・中堅研究者のさらなる飛躍や、まだ見ぬ在野の知見の掘り起こしの一助となれば何より。公開を前提とした懸賞論文でもあり、2万字程度という限られた紙幅の中で、自らの論旨の新規性や独自性を分かりやすくアピールした論文に出会える喜びもある◆あくまで一般論だが、文章力は優れているのに木に竹を接いだような議論が展開されていたり、テーマ自体は目を引いても資料の使い方や裏付けが弱かったりする原稿や論文を読んでいると、いささか隔靴掻痒の感が付いて回る。それは他者の文章であるが故のもどかしさでもある◆普段の生活においても、独り善がりな表現ではないか、ごく狭い問題意識にとらわれてはいないか、その分野における重要な論点を取りこぼしてはいないか、などといった目配りは重要となる。気が付いたことは自分の靴の中のことと捉え、都度見直すことを心がけたい。(佐藤慎太郎)

戦争とAI

6月3日

イスラエルによるガザ地区への侵攻が始まってから2年半が過ぎた。パレスチナ人の犠牲者は7万人を超え、特に侵攻開始から、わずか1カ月半で約1万5千人が命を落とした◆短期間でこ…

「客観」の意義

5月27日

SNSが普及し、誰もが気軽に情報を発信できる時代になった。これまではメディアを通して発言していた政治家や芸能人もSNSで「生の声」を伝えるようになった。報道や批評に対して…

誰でもなく

5月20日

2018年10月、ロンドンのサザビーズ。104万2千㍀――。落札の槌音が響いた直後、場内は騒然とした。落札された絵画が、額縁に仕掛けられたシュレッダーで裁断され始めたから…

地域防災に懸念 消防団員の減少(6月3日付)

社説6月5日

原発事故被害地の今 覆い隠される被ばくの危険(5月29日付)

社説6月3日

水俣病の現場から 苦難に宗教が果たす役割(5月27日付)

社説5月29日
「墨跡付き仏像カレンダー」の製造販売は2025年版をもって終了いたしました。
長らくご愛顧を賜りありがとうございました。(2025.10.1)
中外日報社Twitter 中外日報社Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加