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宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
2025宗教文化講座
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2025宗教文化講座

東洋的現象学としての井筒「東洋哲学」 澤井義次氏5月13日

言語哲学・イスラーム哲学・東洋哲学の研究において、世界的によく知られる井筒俊彦(1914~1993)は、晩年、伝統的な東洋思想テクストを、哲学的意味論の視点から読みなおす…

法華コモンズのめざすもの 西山茂氏5月7日

「法華コモンズ仏教学林」の学是は、日蓮仏教の「再歴史化」(具体的には現代的蘇生)である。当学林は、10年前に、法華宗諸派や日蓮宗諸派・日蓮系新宗教などの宗派横断的な学び舎…

『卯花日記』と安寧天皇陵 外池昇氏4月25日

これから述べようとするのは、第3代安寧天皇の陵のことである。安寧天皇といってもご存じない向きもあるかも知れない。神武天皇の孫に当たる。いわゆる「欠史八代」に含まれるので、…

堕胎と間引き戒めた浄土真宗 石瀬寛和氏3月21日

近世期の浄土真宗は他宗派に比べ堕胎と間引き(嬰児殺)を強く戒めた、と言われてきた。これは浄土真宗本願寺派、真宗大谷派などを問わず浄土真宗一般の傾向と言われ、近代以降の社会…

私たちが直面する世界とその課題 與那覇潤氏2月21日

コロナ禍以降の世界の構図 今日の世界のおかしさを喩えた話として、こんな場面を想像してほしい。私自身が実際に、かつて体験した挿話にも基づいている。 あなたが精神的な不調を抱…

本覚思想と法然および浄土宗教団 安達俊英氏2月17日

一、本覚思想とその評価 本覚思想とは「人は本から覚っている」という思想である。狭義的には「天台本覚法門」のことを指すが、広義にはそれと同様の内容・傾向を有する思想全般も「…

人に寄り添うとはどういうことか 北村敏泰氏2月12日

能登半島地震発生から1年がたった。昨年に現地での炊き出し活動に参加した際、我々の慣れない作業ぶりに、被災して自宅も親族も失った中年女性が助けの手を差し伸べてくれた。苦難の…

空海の曼荼羅思想 竹村牧男氏2月3日

自心の源底について 『大日経』は密教の覚りを「如実知自心」と示している。その究極を、空海は『秘密曼荼羅十住心論』「秘密荘厳住心」の冒頭に、次のように示している。 秘密荘厳…

祖師から現代へ 期待される宗教者の指導力(6月11日付)

社説6月13日

気候危機と食料危機 カネでは解決しない(6月6日付)

社説6月11日

戦後80年 戦前の過ちを直視せよ(6月4日付)

社説6月6日