本願寺派常務委 法規議案5件を撤回 総局、委員らの声に異例対応
2024年4月3日 11時50分
浄土真宗本願寺派の第51回常務委員会が3月29日に開かれた。勧学寮や監正局、総合研究所等に関する法規議案6件が提出されたが、委員から「当日に示されても判断できない」などの声が相次ぎ、総局は5件の法規議案を撤回した。2024年度宗務の基本方針の具体策は、賛成多数で可決した。
勧学寮に関する法規議案は、安居の副講者と典議の任命対象を現行の司教から勧学・司教へと広げる案、勧学寮員の任命基準の「満80歳未満」を変更し、原則1回に限り80歳以上の継続再任を認める案が提出された。(詳細は2024年4月3日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)