現存最古の古写経「686年」 国宝「金剛場陀羅尼経」の年代確定 古写経研調査 般若経典と判明も
2024年4月5日 13時05分
書写された「丙戌」年が飛鳥時代の686年か奈良時代の746年かで見解が分かれていた国宝「金剛場陀羅尼経」(文化庁蔵)について、686年の成立であることが東京都文京区の国際仏教学大学院大日本古写経研究所の調査で分かった。落合俊典所長は「正倉院の写本との比較で分かった。密教経典とする従来の説は誤解で、『空』を説く般若経典だと初めて判明した」と語った。(詳細は2024年4月5日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)