一燈園当番に谷野氏 交代56年ぶり
2024年4月10日 13時13分
無所有奉仕の托鉢生活を実践する「一燈園」(京都市山科区)の代表である当番に1日、谷野寅蔵氏(62)が就任した。当番の交代は1968年以来56年ぶり。同年から当番を務めてきた西田多戈止氏(94)は「祷座」に退くという。
谷野氏は創始者、西田天香氏の孫で多戈止氏の妹に当たる不二氏の長男。祖父の代から一燈園で共同生活を営む同人3世で、一燈園の小中高で学び、韓国・高麗大を卒業した。90年に一燈園農事研究所(現のうけん)に勤務。2004年にのうけん社長に就任した。西田氏の退任の意向を受け、同人から次期当番に推挙された。(詳細は2024年4月10日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)