人工中絶・性転換・安楽死 バチカン「否定」明示 教理省宣言 「人間の尊厳」の立場で
2024年4月12日 14時34分
バチカンの教理省は8日、世界人権宣言(1948年)公布75周年に際して宣言「ディグニタス・インフィニタ(無限の尊厳)」を発表。「人間の尊厳に対するいくつかの重大な侵害」の例として戦争や人身売買と並んで、妊娠中絶、代理出産、安楽死、性転換手術などを挙げ、是認しない立場を改めて明示した。
教理省長官の記者会見では性転換や同性愛、中絶、代理出産など、社会的反発が想定されるテーマに質問が集まった(バチカンニュース、8日)。(詳細は2024年4月12日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)