文化財の誕生 寺宝の整理と継承の歴史的変遷…田中直子著
本2025年5月9日 09時19分

文化財を大量に所蔵する真言宗醍醐派総本山醍醐寺の学芸員が寺宝を守り伝えてきた近世・近代の営みを分析し、継承の在り方を考えた。仏画の墨書や行政の調査記録を史料に用いた点が特徴で、文化財修復を通して新たな観点からの文化史や寺院史が見えてくる。(全文は2025年5月2日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価9350円、法藏館(電話075・343・0458)刊。
文化財を大量に所蔵する真言宗醍醐派総本山醍醐寺の学芸員が寺宝を守り伝えてきた近世・近代の営みを分析し、継承の在り方を考えた。仏画の墨書や行政の調査記録を史料に用いた点が特徴で、文化財修復を通して新たな観点からの文化史や寺院史が見えてくる。(全文は2025年5月2日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価9350円、法藏館(電話075・343・0458)刊。
原始仏典に基づくヴィパッサナー瞑想の実践者、指導者として知られ、多くの著書を上梓する著者が、両親、特に認知症が進み89歳で死去した母親の介護と、その看取りの日々を詳細かつ…
東洋大白山キャンパスで昨年12月に行われた同大の人間科学総合研究所主催「歴史の中の『しにぎわ』と死後」での研究報告をまとめた。「死にぎわ」について古代から近代までの歴史を…
近代日本における仏教儀礼とは何かについて検討した論文である。序章に続き1~7章で個別の儀礼を扱い、補論として「近代仏教資料の整備史」、および終章、資料編から成る。各章で葬…