財政再建に着手 冥加金千~1万円値上げ 義納金も改定の方針 真宗高田派
2025年6月4日 13時34分
真宗高田派の第182宗議会(大西眞純議長)が5月27~29日に津市の本山専修寺で開かれ、2025年度の宗派・専修寺歳入歳出予算案など7議案を可決した。近年検討している財政再建策の一環として専修寺の納骨・読経に関連した各種冥加金の値上げに踏み切った。
高田派では宗派・本山とも事実上の赤字予算で編成し、不足分を過去の大法要に際した募財の剰余金等の取り崩しで補う慣例が続いてきた。こうした財務構造の改善が長年の懸案で、現在の増田内局は昨年に財政委員会や財政諮問委員会を立ち上げるなどして対策を検討している。(詳細は2025年6月4日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)