仏教・神道美術の最上品集結 奈良国博特別展「超国宝 祈りのかがやき」 法隆寺・観音菩薩像や東大寺・重源上人像 6月15日まで
2025年5月8日 09時32分
奈良国立博物館(奈良市)は4月19日、開館130年を記念した特別展「超国宝―祈りのかがやき―」を開会した。展示総数143件のうち国宝112件と仏教・神道美術の最上品が集結した。
展示は「奈良博誕生」「釈迦を慕う」「写経の美と名僧の墨蹟」など全7章で構成。法隆寺(奈良県斑鳩町)の「観音菩薩立像」が優美な立ち姿で来館者を出迎える。「百済観音」とも呼ばれる同像は、すらりとした長身に静謐をたたえる。6月15日まで(詳細は2025年5月2日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)