「宗教の自由委」創設 キリスト教重視明確に 米大統領
2025年5月9日 10時18分
米のホワイトハウスは1日、トランプ大統領が「宗教の自由委員会(the Religious Liberty Commission)」を設立する大統領令に署名したと発表した。
アメリカの国民祈祷日の1日、トランプ大統領は「アメリカが偉大な国家であるためには、我々が常に神の下の一つの国でなければならない」と演説し、宗教、特にキリスト教重視の立場を打ち出した。新しい大統領令はその方針を裏付けるものとみられる。
「宗教の自由委員会」は「宗教の自由に対する新たな脅威を特定」し、「宗教の自由な実践を保護」することを目的とする。議長はテキサス州のダン・パトリック副知事(共和党)で、元ラジオ司会者、中絶やLGBTの権利保護などに反対する保守派として知られる。(詳細は2025年5月9日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)