「教会、もっと包括的に」6割 伝統教学堅持は4割弱 米カトリック教徒を調査
2025年5月12日 09時16分
米の世論調査研究組織ピュー・リサーチセンターはバチカンのコンクラーベを前に、米国のカトリック教徒の6割以上が避妊や司祭の結婚、女性の聖職任命などについて、教義を変えても認めるべきだとの考えを持っているという調査結果を明らかにした。
それによると、アメリカ人カトリック教徒の84%が教会の禁制にもかかわらずカトリック教徒に避妊を認めるべきだと答え、83%が体外受精の利用を容認するべきだとした。
63%のカトリック教徒は司祭の結婚を支持。68%は聖職である助祭(deacon)に女性が任命されることを認めるべきだと答えた。また59%が女性も司祭に任命すべきだと答えた(以上に関し、毎週ミサに参列する熱心な信徒においては比率が下がる)。(詳細は2025年5月9日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)