【文化財探訪】遺構少ない桃山時代の塔 天台系単立長命寺・三重塔(滋賀県近江八幡市)
2025年6月17日 09時33分
西国三十三所第31番札所の天台系単立長命寺(滋賀県近江八幡市)には、桃山時代の建築様式を現在に伝える三重塔がそびえる。
この三重塔は高さ24・35㍍で、県内に現存する7基の三重塔の中では2番目に高い。1320年に竣工式が執り行われた際、鎌倉幕府の下で近江国を支配した守護大名六角時信(1306~1346)が馬1頭を奉納したと伝わる。(詳細は2025年6月13日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)