総研「定年」引き下げ 流用事件、債権を放棄 浄土宗定宗閉会
2025年10月10日 14時40分
浄土宗の第135次定期宗議会(宮林雄彦議長)は3日、2024年度各種決算案、25年度各種補正予算案、処務及び職制に関する規程の改正案、浄土宗総合研究所の改革案など計18議案を可決し閉会した。
処務及び職制に関する規程の改正は既報の通り、企画調整室が所管する一部業務の他部署への移管と、同室に広報の管制塔としての役割を付与することが目的だ。
第133次、134次定宗で企画調整室の企画広報部への改組、財務部の新設を骨子とする5部体制への移行が否決されたのを踏まえ、現行の3部1室体制の枠内で現場レベルの課題解決を図った。
今定宗のもう一つの目玉となった浄土宗総合研究所の改革は京都と東京の研究拠点の対等化、上席研究員の新設、研究員と主任研究員の「定年」の年齢上限を70歳から65歳に引き下げることが主な変更点。(詳細は2025年10月10日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)