中国国家宗教事務局長 段毅君氏が就任 3年間で交代3人
2025年11月20日 13時54分
中国政府は10月23日付で段毅君氏(58)を国家民族事務委員会副主任の職から解任し、国家宗教事務局長に任命した。陳瑞峰・前局長は今年8月に国家民族事務委員会主任(党組書記)に就任しており、今回の人事で国家宗教事務局長の兼任を解かれた。
14年間局長の座にあり、パンチェン・ラマ選定にも関与するなど宗教管理に手腕を発揮した葉小文氏は09年に退任。後任の王作安氏は統一戦線工作部副部長・国家宗教事務局長として22年6月まで在任した。
しかし、王氏を継いだ崔茂虎氏は雲南省の党や省政府幹部時代の収賄容疑で23年9月に逮捕され、24年7月に懲役11年、罰金150万人民元の判決を受けた。崔氏の失脚後、陳瑞峰氏が統一戦線工作部副部長・国家宗教事務局長に就任していた。(詳細は2025年11月19日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)




