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【特集】水戸「後藤清一・道雄顕彰会」設立 宗教なくして美術なし 父子二代にわたり仏教美術探求 近角常観あっての彫刻家人生 父・清一 / 丹念な調査は新指定にも貢献 子・道雄

2026年3月26日 10時40分
㊧県立歴史館退職後、県内の仏像をくまなく実地調査した後藤道雄の成果は文化財新指定や修復に生かされた(2010年)<br>㊨水戸市谷田町の侘びたアトリエで後藤清一が作り出した彫刻は深い精神性を感じさせ、今なお人を魅了する(1957年) ㊧県立歴史館退職後、県内の仏像をくまなく実地調査した後藤道雄の成果は文化財新指定や修復に生かされた(2010年)
㊨水戸市谷田町の侘びたアトリエで後藤清一が作り出した彫刻は深い精神性を感じさせ、今なお人を魅了する(1957年)

「後藤清一・道雄顕彰会」が太子忌の2月22日、水戸市の常陽藝文センターで設立された。仏教的精神性を踏まえた作品を多数発表した彫刻家・後藤清一と仏教美術史研究者・後藤道雄父子の業績を、今後10年をめどにまとめ、作品や資料・遺品の整理・調査研究と適切な保存を図る。父子の墓がある市内の真宗大谷派善重寺の藤本貫大住職が呼び掛け、小泉晋弥・県天心記念五浦美術館館長、瀨谷貴之・神奈川県立金沢文庫主任学芸員、籔内佐斗司・東京藝術大名誉教授、実業家の故吉田光男氏の妻の美智子氏が発起人に加わった。茨城ゆかりの岡倉天心の「宗教なくして美術なし」の言葉を振り返り、日本の近代彫刻史を再考する。父子の愛した善重寺の重文・聖徳太子像を開帳する太子忌の前後に講演会を開く。同寺に後藤文庫を設け、旧蔵書を保管する。(詳細は2026年3月25日号をご覧ください。中外日報購読申し込み

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