指定宗教法人 文科省、清算指針示す 調査妨害 刑事・民事責任追及を検討
2025年10月23日 10時35分
文部科学省は20日、高額献金被害者救済の特例法が定める「指定宗教法人」の清算に関する指針を決定した。現在、唯一指定されている旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)を念頭に、被害者への賠償の方法や、清算人の調査への妨害があった場合の対応などを盛り込んだ。
指針は、清算事務の遂行に当たって、被害者が相当程度多数であること、教団による調査妨害などの恐れがあることを踏まえた上で「一人の被害者も取り残すことがないよう、でき得る限りの努力をもって被害回復を図る」ことを明記した。(詳細は2025年10月24日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)