今年度安居を中止 「開講要件満たせず」 本願寺派
2025年5月21日 13時01分
浄土真宗本願寺派は19日、7月18~31日に予定していた今年度の安居を「開講条件を満たすことができない」として中止すると発表した。
安居を巡っては勧学・司教の大半が新しい「領解文」に強い疑義を主張したことに関連し、安居の重役である副講者と典議の選任が困難になる事態が生じた。今年度の配役で決まっていたのは本講師の林智康勧学だけで副講者と典議は未定とされていた。
安居を所管する勧学寮は「開講要件を整えるべく種々方途を模索してまいりましたが、開講要件を満たすことが困難な状況となりました」と理由を説明し、詳細は明らかにしていない。(詳細は2025年5月21日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)