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「事実無根」会見で否定 「協力者として支援」の関係 叡敦氏問題で罷免の天台宗元住職

2025年5月23日 10時43分
会見を開く元住職と代理人ら 会見を開く元住職と代理人ら

叡敦氏が性被害を受けたとして天台宗僧侶2人に懲戒請求を申し立てていた問題で21日、宗派の審理局から罷免の決定を受けた香川県の60代の元住職と弁護人らが大阪市内で会見を開いた。元住職は叡敦氏が訴えていた性被害について「事実無根」と否定。叡敦氏との関係については、寺院と元住職を支える協力者として精神面や金銭面で支援していたと述べた。

会見では、これまで元住職と大阿闍梨だけに告げられていた懲戒事由の審判決定書の内容が明らかにされた。

叡敦氏が非違行為として主張する意に反した性行為や侮辱、恫喝、心理的監禁状態の継続などについて「当審判所はこれらの事項を確認できないため、(求められていた擯斥という)懲戒規程を適用しない」という内容だった。(詳細は2025年5月23日号をご覧ください。中外日報購読申し込み

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