総長選挙のSNS利用議論 情報発信の可否巡り 「大きい影響力」「制限可能か」 妙心寺派宗制審議会
2025年9月2日 09時20分
臨済宗妙心寺派の宗制審議会が8月25日に開かれた。検討事項として宗務総長選挙におけるSNSでの情報発信の可否について議論した。
SNSの利用により、宗門の内情が外部に広く知れ渡ることへの懸念から総長選挙に関する情報発信に制限を求める声がある一方、積極的に情報発信を行い透明性を高めるべきだとの意見も出された。
インターネットの利用に関しては「近年の地方選挙を見てもネットの影響力は大きい」「誹謗中傷は取り締まるべきだ」「そもそもSNSの制限は可能なのか」「討論会を配信してはどうか」「内部の問題をオープンにしてよいのか」など、多様な意見が交わされた。(詳細は2025年8月29日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)