大聖堂に響く平和の調べ イスラエルのオルガニスト 故郷の現状語り演奏 立正佼成会
2025年9月3日 15時25分
東京都杉並区の立正佼成会大聖堂で8月30日、パイプオルガンの演奏会が開かれた。紛争中のイスラエルとパレスチナの平和を願う荘厳な調べが大聖堂に鳴り響き、約250人の聴衆は現在も困難な状況にある人々に思いを寄せた。
演奏会は「イスラエルとパレスチナの平和を願う会」の主催で、立正佼成会大聖堂での演奏は昨年に続き2回目となる。演奏者のヤクーブ・ガザウィ氏はイスラエル国籍のアラブ人。カトリック・フランシスコ会のエルサレム・聖地特別管区の首席オルガニストでもある。演奏を通してイスラエルとパレスチナの間に一日も早く真の平和が実現するよう訴え続け、2017年以来、30回以上にわたり日本各地のキリスト教教会などでコンサートを催してきた。(詳細は2025年9月3日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)