夭折の少年「聖人」に 「神のインフルエンサー」 列聖式に8万人参集 バチカン
2025年9月12日 13時21分
インターネットと共に育った世代から初めてとなるカトリックの聖人が7日、バチカンで列聖された。2006年に15歳で白血病で亡くなったカルロ・アクティスは若くしてコンピューター・プログラマーの才能を発揮。死後の奇跡が認定され、20年に列福されていた。
自身が作ったウェブサイトの影響力から「神のインフルエンサー(God's influencer)」という異名を得ていた(ガーディアン)。母親のサルツァーノ氏は息子の死後から奇跡が起こり始めたと主張。教皇フランシスコの当時、2件の病気治癒の「奇跡」が認定され、列聖が決まっていたが、同教皇の死去で儀式が延期されていたという。(詳細は2025年9月12日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)