聖年巡礼のローマで LGBTQ信者のミサ 教皇も祝福
2025年9月11日 09時43分
ローマにあるイエズス会のジェズ教会で6日、LGBTQのカトリック信徒のための聖年ミサが行われ、22カ国から1200人以上が参加した。教皇レオ14世もこのミサを祝福したと伝えられている。
今年はローマ巡礼者に特別の「赦し」が与えられる25年に1度の聖年(ヨベルの年)で、LGBTQのカトリック信徒の団体もバチカンを訪れた。
ニューヨーク・タイムズ(オンライン、6日)などによれば、レオ14世は朝の記念謁見で彼らを個別に歓迎することはなかったが、教皇の祝福のもと、ジェズ教会でLGBTQの信徒のための記念ミサが行われた。ミサはイタリア司教協議会副会長のサヴィーノ司教が司式し、参列者に対して同司教はレオ14世がこのミサを司式することを優しく祝福したと伝えたという。(詳細は2025年9月10日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)