事前予約制、参拝料導入 混雑の緩和・事故防止図る 知恩院除夜の鐘
2025年10月21日 11時33分
京都市東山区の浄土宗総本山知恩院はこのほど、毎年12月31日に奉修している除夜の鐘の参拝について事前予約制と参拝料を導入すると発表した。同院は混雑緩和、事故防止、待ち時間短縮と参拝時間拡充の観点から理解を求めている。
知恩院の大鐘は方広寺(同区)と東大寺(奈良市)の鐘と並び「日本三大梵鐘」と称される。大みそかは毎年多くの参拝者でにぎわい、近年はインバウンド客も多数訪れる。待機列は近隣の円山公園から始まり、三門前と黒門坂(入り口)、御影堂前を経由して大鐘楼まで約1㌔に及ぶという。(詳細は2025年10月22日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)