気候危機に日豪宗教者声明 「勇気ある決断を」 COP30へ課題共有 WCRP日本委
2025年10月21日 11時33分

世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会の気候危機タスクフォースは10日、学習会「COP30へ向けた宗教者のつどい」をオンラインで開いた。国内外から専門家を迎え、気候変動がもたらす各地域の課題を共有。宗教者が果たす役割と実践の道を探った上で、日豪宗教者共同声明を採択した。
学習会は、11月にブラジルで開催される国連気候変動枠組条約第30回締約国会議(COP30)に宗教者としての提言を届けるため、「オーストラリア気候変動に対する宗教者レスポンス(ARRCC)」との共同で開かれた。ARRCCのセア・オーメロッド代表は、化石燃料の採掘や使用を段階的になくしていくことを目指して、政府・企業へのデモや政策提言などに取り組んでおり、「クリーンで持続可能な将来に向け筋道をつけることで、子孫が繁栄できるようにしたい」と語った。(詳細は2025年10月22日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)