LGBT無宗教半数 宗教の役割に評価低く ピュー研究所
2025年9月1日 09時14分
LGBTのアメリカ人は、そうでない人に比べて宗教心が薄い傾向がある。アメリカの世論調査研究機関ピュー研究所が昨年夏に行った調査に基づきこのほど発表した。アメリカのLGBTの成人の52%は無宗教で、これはLGBTでないアメリカ人の約2倍だという。
同研究所によればアメリカ人のうち8%がLGBTで、同性婚カップルが世帯主となっている世帯も増加中(2023年には53万7千世帯)とされる。
宗教に対する姿勢はLGBTの人とそうでない人の間で大きな差があり、LGBTの人の過半数が無宗教(無神論者、不可知論者または「特に信仰はない」と答えた人々)という顕著な結果(非LGBTでは26%)が現れた。(詳細は2025年8月29日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)