新しい「領解文」・ビハーラ施設経営 「自身の思い」語る 信頼回復に向け 本願寺派・園城総長
2025年9月16日 10時45分
浄土真宗本願寺派の園城義孝総長は8、9日に北九州市内で開かれた第55回九州地区組長研修協議会で基調講演し、新しい「領解文」を巡る混乱やビハーラ施設の経営失敗問題といった近年の宗門の懸案に対する「私自身の思い」を語った。
今回の基調講演では結論としては4月16日付の宗告「新しい『領解文』(浄土真宗のみ教え)に関する総局見解」への理解を求めるなどにとどめたが、本人しか知り得ない裏話も交えて直截的に自身の考えを語ったのは「信頼回復」に向けた姿勢を強く示す目的だったとみられる。
出席者の一人は「組長の大方は園城総長の踏み込んだ姿勢に好感を持っていたようだった」と話した。(詳細は2025年9月12日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)