【特集】世界連邦日本宗教委員会「夏期平和巡礼」 被爆・終戦80年 宗派超え各地で鎮魂、追悼
2025年9月17日 14時02分
終戦80年を迎え、世界連邦日本宗教委員会は夏期平和巡礼を行い、会員らが各地で戦没者らに哀悼の誠を捧げた。
大津市の天台宗総本山延暦寺では8月4日に比叡山宗教サミット38周年記念「世界平和祈りの集い」が開かれ、会員は諸宗教の代表者と共に祈りを捧げた。6日早朝には広島市中区の平和記念公園の原爆供養塔前での「原爆死没者慰霊行事」(広島県宗教連盟・広島戦災供養会共催)に参列し、引き続き、広島市主催の平和記念式典に参加して原爆投下の午前8時15分に黙祷を捧げた。
長崎原爆忌の前日8日には、長崎市の原爆落下中心地公園での長崎県宗教者懇話会主催の第53回「原爆殉難者慰霊祭」に参列し、田中恆清会長は「慰霊のことば」を述べた。被爆80年にあたり、米国カトリック代表団日本代表が特別参列し、シアトル大司教区のポール・D・エッチェン大司教も共に祈った。
終戦の日の15日は二手に分かれ、靖國神社(東京都千代田区)と沖縄平和祈念堂(沖縄県糸満市)を参拝して恒久平和を祈願した。(詳細は2025年9月17日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)