「第三者へ貸し出さず」 北境内地事業検討委 収益事業には反対 本願寺派
2025年9月17日 14時02分
浄土真宗本願寺派の北境内地事業検討委員会(桑羽隆慈委員長)は10日、本山本願寺の北境内地の活用に関する答申書を園城義孝総長に提出した。「北境内地を第三者へ貸し出し、地代収入を営繕等の資金とすることは、行わない」との方向性を具申している。
北境内地は本願寺の北側に隣接する約2万7千平方㍍の土地で、教化活動の拠点でもある宿泊施設・聞法会館があり、広大な駐車場などとしても利用されている。約8割の土地は1986年、全国から募った懇志をもとに108億5千万円で取得した。(詳細は2025年9月17日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)