一隅運動会長に杉谷門主 天台宗
2025年7月17日 09時52分
天台宗の一隅を照らす運動(理事長=細野舜海宗務総長)は9日、大津市の宗務庁で2025年度の第1回理事会を開き、同運動顧問で妙法院門跡門主の杉谷義純氏(82)を第12代会長に選出した。杉谷氏は、多くの人が生きづらさを感じる昨今の社会情勢の中で「一隅を照らす運動の目的は宗教の側面から苦しみを抱えた人の心を支援することだが、医学的なアプローチがより重要」として、同運動の活動を医療現場や研究分野への支援も視野に、活動の裾野を広げたいとの意向を示した。(詳細は2025年7月16日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)