ガザ地区の「ジェノサイド」 イスラエルの人権団体が糾弾
2025年8月6日 13時29分
イスラエルの人権団体B'Tselem(ベツェレム)は7月28日、イスラエルのガザ攻撃について報告書を発表し「我々によるジェノサイド」と政府を糾弾した。現地紙「ハアレツ」なども報告を紹介した。
ベツェレムはイスラエルに拠点を置きながら、パレスチナ占領地における人権侵害を監視、記録してきたNGO。弁護士、学者、ジャーナリストや国会議員が参加し、1989年に設立された。
「Our Genocide」と題するこの報告書はハマスによるテロ以降、イスラエルはパレスチナに対する政策を転換したと指摘。以来21カ月以上続く軍事作戦は大量殺りくとインフラ破壊で死亡率を上げる悲惨な生活環境の創出、社会構造の解体、大規模な強制移住などを含み「民族浄化」が公式の戦争目的に加えられたとしている。(詳細は2025年8月6日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)